2009-02-01

13) 照明・・・意匠性か実用性か

いよいよ照明のお話です。
一番反省しているのはLDKの照明に関して「完全お任せ」にしてしまったこと。

理由は簡単。「ちょっとおしゃれな照明」に心くすぐられたからです。
これまで間接照明とは縁遠い生活をしてきた私。
もし住友くんのアドバイスがなければ、たぶんポンポンポーンと各スペースの真ん中辺にシーリングをつけてはい、おしまい、だったでしょう。

間取りが決まった時点でLDKの照明として住友くんから出てきたアイデアが「コーブ照明」と「ダウンライト」。
コーブ照明ってなんだかよくわからないけど、ま、いいか。
ダウンライトって、どうしても薄暗いバーの照明ってイメージだったけど、最近のは明るいらしいし。

ただ、だんだん年を取ってきたので明るさは必要、とそれだけお願いしました。
「大丈夫、明るさは充分ですよ。」と住友くん。
これまでたくさん手がけてきた専門家がそう言うんだもの、じゃあ、それでお願いします、ということになりました。

明るさについての感覚は個人差があることを、この時点では忘れてました。というより、思いがいたりませんでした。

年を取ってくると薄暗いのは辛いです。新聞も読めません。
これは経験してみないとたぶんわからないと思います。

たまたま仮住まいの照明がダウンライトだったのが不幸中の幸い(!?)。
ああ、こりゃいかん、無理だわ、と気づいたのです。

青白い蛍光灯を明々と灯すのは全然素敵じゃない、というのは私も同感です。若い時にはメインの照明に蛍光灯を使うのがいやで、照明器具を取り替えたこともありました。でも今は、悲しいかな、大事なのは意匠性より実用性。

住友くんとのすれ違いは明かりの色について確認していなかったことも原因でした。「電球色」を希望するか否かで、かなり照明についての好みがわかってもらえるような気がします。

結論から言うと、ダウンライトとコーブ照明という形はそのまま。少しでも明るさを確保するためにダウンライトを昼光色の蛍光灯のものに変更。暮らしてみてどうしても暗い、となった時にはシーリングを追加できるようにローゼットだけ設置しておく、ということになりました。

照明って、できてみるまで明るさがわからないだけに難問です。

全体を煌々とを照らすような照明が欲しいのか、少し抑えめの明かりでムードを重視するのか、時間をかけて相談すべき重要事項だったのに、おろそかにしてしまった自分を反省・・・。

皆様はぜひ、たっぷりと時間をかけて検討なさることをオススメします。


(我が家の照明・・・暮らしてみないと最終的な評価はできませんが、とりあえず80点くらいです。昼間の写真なのでよくわからないでしょうが、ご参考までに。)

1 件のコメント:

  1. はじめまして。。。
    照明はとっても難しいです。
    職業柄、提案するのが私の仕事なんですが、
    照明だけは点灯して自分で確認するまで
    どきどきものです。でもお写真をみる限り
    きっといい感じになります!
    新聞とかに対応して手元灯なんかを考えてみるのも
    いいと思いますよ♪素敵なのがたくさんでてますし。
    完成を楽しみにまた読まさせてもらいます♪

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