2009-01-27

11) 細かいところにこだわるのなら・・・

照明のお話に行く前にちょっと寄り道。

コンセントの設置位置とか、トイレの棚の高さとか、決めなくちゃいけないことは枚挙にいとまがありません。ぜーんぶ自分で決めたい、という方にはご健闘を祈るのみ。

私は「自分で決める」と「お任せ」を使い分けることに。
せっかく住友くんのようなSEさん(セールス・エンジニアっていうらしい)がいるんですもの。
わからないところはSEさんの経験と知識にお頼りしよう、と。

それでも住む人の背の高さや好みが関係するところだけはきちんと抑えた方がいいです。
せっかく『新築(そっくりさん)』するんだから。

【室内のドア】
右開きか左開きか、手前に開けるか向こう側に開けるか、など。
これまで慣れてる方向っていうのがありますよね。
まずは希望を伝えて、構造上の問題とか使い勝手についてはSEさんのアドバイスをお願いしましょう。

【トイレの紙巻き器】
TOTOなどでは標準的な場所、というのが決まっているらしいです。
何も言わなければ「便器の先端が紙巻き器の中心にくる」ところに取付けられます。
今のトイレでは紙巻き器、どの辺についてますか?使いやすければその場所が床から何センチ、便器の先端から何センチか、計っておきましょう。毎日のことだから、これがしっくりこないとストレスたまると思う人はぜひ。

【電灯などのスイッチやコンセントの位置】
間取りが決まった段階で、ある程度家具の配置も考えなくてはなりません。
現代生活に欠かせないコンセントをどこにつけるか、が関わってくるからです。
テレビやAV機器、パソコンなどの定位置に加え、アイロンや掃除機、携帯電話の充電器(出しっぱなしじゃなく、一時的につなぐもの)などについてもシミュレーションする必要があります。

コンセントってたいていが部屋の隅の下の方にひっそりと存在しているものですが、それだと掃除機をかける時にいちいちしゃがまないといけませんよね。コンセントを高い位置につける、というのは私にとっては「目からウロコ」の名案でした。でも住友くんはちょっと渋い顔。唐突にコンセントが壁の高いところ、つまり目に入る位置についているのは「意匠的に」あまり嬉しくないらしい。「実用」と「意匠(デザイン)」の戦いは照明のところでもお話します。何はともあれ、行き着いた折衷案はコンセントの付いたスイッチ。(たぶん右の写真のようなもの)

話はそれますが、今、写真を探すために「スイッチ・プレート」で検索してみて驚きました。いっくらでもあるんです、スイッチ・プレートって。こんなところまでこだわり始めたらた〜いへん!いや、でもお時間のある方は後悔のないように、ぜひどうぞ。

この他にもシャワーのホルダーとか、こと「高さ」に関しては図面上には現れないので、くれぐれもお忘れなきよう。元の住まいを取り壊す前に慣れてるものの幅や高さをあちこち採寸しておましょうね。

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