2009-01-20

7) 今更ながら『新築そっくりさん』について

今更ながら『新築そっくりさん』Free & Newについておさらいしてみます。

1) 既存の壁、天井、床を解体してコンクリートの箱に状態にする(これがスケルトン)
2) 配管・配線を新しい物に取り替える
3) 希望の間取りに沿って必要な柱や壁を建てて、壁、天井、床に内装材をはる。

『新築そっくりさん』Free & Newの基本プランに含まれているのはここまでです。
基本料金として呈示される金額で、ほぼ「希望した間取りで、内装が済んで部屋の体裁が整い、電気・ガス・水道が引かれている状態」が手に入ると思ってください。逆に言えば、基本プランだけだと、水道はきているけれど蛇口がない、電気はきているけれど照明器具はない、ガスはきているけれど湯沸かし器やコンロはない・・・ということです。

マンションの場合、窓のサッシと玄関ドアは共有部分なので、既存のものをそのまま使うことになります。(少なくとも我が家の場合はそうでした。)

ここまでの段階でもマンションの状態によっては追加料金が発生する場合があります。
うちの場合は洗面所まわりとパイプスペースまわりのブロック解体が「オプション工事費」として追加されました。さらに、標準品として選択肢になっているもの以外の内装材を選ぶと差額を負担することになります。

もうひとつ、気が付いたのは『新築そっくりさん』Free & Newの基本部分は足し算はできるけど、引き算はできないということです。例えば『新築そっくりさん』では床はフローリングとなっていて、住友専用にパナソニックが用意している床材が基準になっています。床をもっと安い材料にしたからといって費用が安くなることはありません。(私は費用を節約しようとウォークインクロゼットの床はクッションフロアでいい、と申し出たのですが、差額分が浮くわけではない、とのことでした。)

『新築そっくりさん』は「一番安上がりなスケルトン・リフォーム」というわけではありません。住友が(Free & New だと内装材、完全定額制だとあらゆる設備に関して)標準品として選んでいるのは 有名メーカーのそこそこのランクの商品ですから、「安くあげる」ことを考えるなら、もっと安くできるビルダーさんもあるかもしれません。

「安かろう、悪かろう」の心配をすることなく、あまり細かいこだわりを持っているわけでもなく、中の上くらいのリーズナブルなスケルトン・リフォームをしたい、と思う方にオススメできるのが『新築そっくりさん』、というのが今日の私の結論です。

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