スケルトンリフォームって『間取り変更も自由自在!』みたいに夢を見させる魔法の言葉ですよね。でもあまり期待しすぎない方がいいかも。マンションには壊せる部分と壊せない部分があるのです。全部解体して真四角な箱になるわけではありません。
一番やっかいなのは梁、ですかね。パイプ・スペースってのも動かせないので要注意。天井の高さも問題です。キッチンの吊り戸棚とか、ユニットバスに影響があります。
ビルダーさんに自分の希望を伝え、何ができるか、何ができないか、調べて貰いましょう。
私の出した希望は以下のとおり。
◇ 並んでいる6畳2部屋とDKを区切りのないひとつのスペースに
◇ ただし、場合によっては仕切ることも可能なように可動式の仕切を設置
◇ 天井はなるべく高く
◇ 収納はなるべくたくさん
実は最初の段階では金額の見当もつかなったので怖い物なしで「床暖房」もリクエスト。(結局予算の問題で断念。)すでに見え隠れしてきた「せっかくだから」、の精神。
私が選んだ住友くんは一級建築士なので、自分で図面がひけるんです。現況調査から設計、施工管理まで一貫して担当する「専任担当者制」・・・というのが住友のウリ。これは私の中ではポイント高かったかも。
我が家を訪れた彼は「せまいでしょう?荷物が多くて散らかってて、お恥ずかしい限りで・・・」などという私の弁解には耳を貸すこともなく、もくもくと調査を開始するのでした。
「ここは壊せません。」の一言で夢の風船がひとつ、またひとつとはじけていきます。それにどんなに優秀な建築家に設計を依頼するとしても面積が広がるってことはないわけで・・・。狭い上に形も細長い我が家では結局「劇的な間取り変更」は実現せず。水回りの配置は従来通りということで落ち着きました。
ちょっと見にくいかもしれませんが、ご参考までに我が狭小住宅の間取り図を公開します。
◇ 洋室はウォークインクロゼットとして完全なる収納室に。
◇ 電気温水器をやめてガス給湯器を採用したので、温水器の置き場となっていた場所は収納に。
◇ DKの入り口にドアを設置(これまではアコーディオン・カーテンでした)。
見取り図だと結構広く見えますが、実際には(特にウォークインクロゼットは)どんなに身を縮めてみたって狭い・・・です。
< BEFORE>
< AFTER >
初めまして!
返信削除我が家もそっくりさんでリフォームを検討中です。
今月中には契約しようかというところです。
またいろいろ参考にさせてくださいね!
ブログ楽しみにしています☆